高山英明ブログ104「この世の中で確実なこと」
先日、ある研修会社のズームセミナーに参加しました。
そこである考え方を教わりました。
非常に考えさせられました。
私たちは、今不安定な世の中で不安にさらされていますよね。
でも、確実なことがあるということです。
それは、人生で確実なのは、「人生は不確実」だということ。
我々は、ご先祖様が生きている時から、そして私たちが生まれてからずっと確実なのは、
「人生は不確実」だという事実だそうです。
今、コロナウイルスで大ダメージを受けている人も、今、人生が不確実になったのではなく、「人生は不確実」だという事実の中で生きてきたという解釈です。
我々は、世の中の実際の出来事、「実際にあること」の中で生きています。
実際にあることは、「実際にあること」だというのです。
目の前で起きていることは、「実際にあること」なのです。
私たちが、悲しんんだり、苦しんだり、悩んだりしても、
「実際にあること」が変わることはないのです。
我々がどんなに苦しんでも「実際にあること」はそれを気にしません。
「実際にあること」は良いも悪いもない。
そこにあるのは、我々の解釈だけ。
だから我々は、それを手放すことで解放される。
手放した上で、「実際にあること」にどう時間を費やすかだけである。
凄い考え方ですよね、
私は妙に納得しました。
我々がコロナウイルスで自粛したり、ニュースを見てああだこうだと言っても、地球は今日も回っています。
自然は何もなかったように、今日も太陽が昇りそして沈みます。
我々が苦しむのは、「実際にあること」ではなく、その「実際にあること」に対しての解釈であり、自分自身の偏見であったり、自分以外のもののせいにしたことに起こる感情です。
だから「実際にあること」は変わらないし、変えられないのだから、自分を変えること。
自分が「実際にあること」に対してどう向き合うのか。
受け止めた上で手放す。
そして自分のやるべきことを恐れず、期待しすぎず、淡々とやることが人生の妙技なのかもしれませんね。
将来、何が起きるかを恐れても、「人生は不確実」は変わらないし、「実際にあること」は何とも思っていない。
我々が世の中を難しくしているだけかもしれませんね。
うーん、深い😄