高山英明ブログ105「理念の作り方」
先日から、セミナーに参加しています。
昨日のブログで上げたセミナーとは違うセミナーです。
「原田メソッド認定パートナー養成講座」
目標達成のノウハウで、自分がもちろん目標達成をできるようになり、それを人に教えることができるというものです。
原田隆史さんが講師です。
「カリスマ体育教師の常勝教育」という本の著書です。
荒れに荒れた公立中学校を立て直して13回の陸上日本一に変えた人です。
今は、スポーツ選手のコーチや企業の社員教育など幅広く活躍しております。
すごく有名な人で昔から知っていました。
それが私のビジネスパートナーの本図さんからのご縁で知り合うことになり、
今回のセミナーの参加になりました。
私が推奨している「人生経営のすすめ」の中に、
行動変容というのがありますので、行動変容をもっともっと学びたいと思い、
原田先生の門を叩いたのです。
先日が、その原田メソッドの第一講でした。
もちろんズームです。
その中で仕事の理念を作るというワークがありました。
理念を作るには2つやり方があります。
演繹法と帰納法です。
演繹法は、まずは一般的原理から、理論的推論により、結論として個々の現象を描きます。
つまり、まずは理念を作ってからその構成要素や、実現のための具体的行動を導き出すというものです。
これが一般的なものです。
今回、学んだのは帰納法です。
これは凄い発見がありました。
今まで考えもしない理念が出てきました。
帰納法は、目の前にある具体的な事実を統合し、そこから一般的な原理や原則を導き出す方法です。
今の考え方や行動を組み合わせてから、結果理念が浮かび上がってくるというやり方です。
私は初めてやりました。
具体的には、6つの質問に答えます。
①「あなたが仕事で、大切だと思い、すでに実践していること」
②「大切だと思っていることで、現在は実践していないが、これから行おうと思っていること」
③「職場内で自分が尊敬している人や、モデルとしている人が実践していること」
④「職場以外で、(歴史上の人物、偉人、恩師など)自分が尊敬している人や、モデルとしている人が実践していること」
⑤「あなたが、社会人としてもスタートを迎える若者に対して伝えること」
⑥「あなたの家族が職場に見学に来たとして、あなたが家族に伝える『自分の仕事の面白さ、誇らしいこと、価値観を感じていること』」
これを答えて付箋に書きます。
その付箋をグループ分けにしします。
そのグループを統合して、一つの理念を導き出すのです。
なかなか文章だけでは伝わらないと思いますが、
実際にやってみると、思いも寄らない答えが出てきました。
私が導き出した答え、仕事理念は、
『お互いがGiveをしあう世界をつくることで、人間の究極の幸せをつくる』
になりました。
素敵ですよね。
私は、もともと「ご縁を創り、ご縁を活かす」という理念を持っていましたが、
今回導き出した言葉の方がワクワクします。
『お互いがGiveをしあう世界をつくることで、人間の究極の幸せをつくる』
第2講までに体系化にするのが宿題ですので、まだ完成とは言えませんが、
凄い気づきになりました。
全部で5回コースで、最終講が、7月16日です。
私は、「人生経営のすすめ」を考えました。
その自分の考えに、もっともっと学んで肉付けをしていきます。
そのためにもたくさんの人から学んでいきたいと思っています。
原田隆史さんは、間違いなく私のメンターの一人となります。
ご縁をいただいた本図さんに感謝ですね😄