高山英明ブログ108「自分の人生を設計する」
自分をマネジメントする。
世界中の全ての人に平等に与えられているものがあります。
それは時間。
一日24時間です。
世の中で大成功している人も、あまりうまくいっていない人も同じ時間があります。
つまり、同じだけのチャンスが与えられているということです。
となると、自分の24時間はどのように使われているのか?
まずは、自分の今までの人生を振り返ります。
私は、23歳で大学を卒業して実家の小さな酒屋を継ぎました。
朝から晩まで現場でしたので、目の前の仕事に一所懸命でした。
生きていくための売上を作るのに必死でした。
営業して新規を獲得して、配達の段取りをして配達をします。
店のレジに立ちます。
お店の品出しをしたり、自動販売機にジュースを詰めます。
帳簿をつけて、資金繰りのために銀行に行きます。
29歳でバーを出したので、酒屋の後にカウンターに立ちます。
酒屋の仕事が終わったら、バーの仕事をするので、仕事量が倍になりました。
33歳まで酒屋、バーの現場にいました。
1日20時間くらい働きました。
目一杯にやった私は、このままでは体を壊すと判断します。
顔も笑えなくなってました。
時間の使い方としては、仕事がほとんどでとにかくよくなりたい。なんとか今から抜け出したいとあがいていました。
このままではいけないと思いました。
自分が現場から抜け出して、いろいろ考える時間を取るために何かないかと模索します。
33歳で居酒屋を出店して店舗展開をします。
脱現場です。
店舗数が増えると問題が起きます。
経営を勉強しなくてはと、研修会社で勉強したり、社員さんと面談したりします。
決算書やFL管理など経営について勉強をしました。
お客様に喜ばれるためにメニューの研究をします。
ベンチマークにいったり、商品開発をします。
社員さんを教育するために研修に行ってもらいました。
社員さんに光をあてるために、社内のフォーラムをしたりします。
社員さんを守るのだと勝手な考えをしていました。
現場の数は減りましたが、心配事は増えていきます。
常に問題があります。
社長の問題は2つです。
お金と人。
48歳くらいから売上が下がり始めました。
49歳の時に次々と問題や障害に襲われます。
資金繰りとの戦いを2年間続けて、昨年全ての店舗を社員さんを含めて譲渡して会社を手放しました。
48歳からは、問題と障害に対しての時間でした。
それから1年間、社長浪人をしました。
初めて自分をじっくりと見つめ直す時間ができました。
自分は何をしたらいいのか?
幸せとは?
本当は何がしたいのか?
悩んで悩んで答えが出ました。
会社を手放す時に、たくさんの人に助けられました。
その人たちに恩返しをしたい。
そして、自分の周りにいる経営者の役に立ちたい。
自分の存在価値をもう一度確認したい。
感謝されるような人生が歩みたい。
それには学ぼうと思いました。
世の中で成功している人の研究をしました。
特に、お金の勉強をしました。
私にはお金のメンタルブロックがあるということにも気づきました。
そのメンタルブロックも解消して、実際にお金がたまる方法もよくわかりました。
自分の18年間の経営の経験。
成功と失敗の体験から学んだことを中心にコミュニティを作りたい。
自分が先生になるのではなく、たくさんの仲間の強みに光を当てて、みんなが主役になれるようなコミュニティを作りたい。
そう思いました。
今、人生のステージが上がったような気がしています。
新しいステージのスタートラインに立って、改めて、24時間をどう使うのかを考えています。
今まではがむしゃらに目の前のことをこなしてきたような気がします。
これからは、自分の時間をマネジメントして、自分を作り上げていきます。
それには、外せない時間があります。
仕事の時間
健康の時間
勉強の時間
これをコントロールします。
スケジュール帳にこれらの時間を入れて、そのスケジュールを客観的に見つめます。
そうすると未来のなりたい自分が見えてくるでしょうか?
これが見えてきてワクワクするくらい考えて自分の人生を設計できたら・・・・
そうなりたい😌