高山英明ブログ166「人間ってやつは・・・」
【人間ってやつは・・・】
人間は面白いです。
日本人は一億二千万人くらいでしょうか。
誰1人として同じ人間はいません。
だから、考え方も一億二千万通りです。
全ての人が固定観念を持っていて、自分の考え方、こだわりが正しいと思っています。
だから考えの違いでぶつかるし、喧嘩もします。
当たり前といえば、当たり前です。
そもそも完璧な人間なんて1人もいません。
良いところ半分、悪いところ半分です。
実は、人間にしかない能力があります。
それは第三者の視点で自分を観れるということです。
自分が何を考え、どんな行動をして、どんな決断をしているのかを、天井の上の方から客観的に観察できるということです。
自分はどんな反応をしているのかがわかるのです。
これは動物にはできません。
動物は自分のことを客観的には見れません。
本能が思考より強いからです。
人間しかできない考え方です。
人間は理性もあるし、自分の感情をコントロールもできます。
つまり、人間は自分の反応を選べるということです。
自分の機嫌は自分でとれます。
同時に、人間は神様ではないので、必ず過ちを犯します。
全ての人が過ちを犯します。
過ちを犯さない人間はいません。
過ちを犯してしまった時に、人間としての真価が問われます。
信じた相手に裏切られた。
相手が自分の期待通りに行動してくれなかった。
人間やってれば、必ず起きることです。
自分自身も相手に対して、裏切ってしまったり、相手の期待通りに行動できなかったなんてことはたくさんあるはずです。
その度に喧嘩したり、疎遠になってしまったりしています。
じゃあどうすればいいのでしょうか。
そうです。
人間は自分で反応を選択できるのです。
間違ってしまったら、謝ればいいし、相手が自分の期待ハズレの行動をしたら、なぜそんなことが起きてしまったのかを相手と向き合って、深く相手を知ることで、何かが生まれるかもしれません。
私たちは、自分の反応を選択できるのです。
自分はどういう人間になりたいかを決めることもできます。
生まれ持った性格もあります。
どうぢても変えられない気性もあります。
しかし、その性格や気性は自分にとって、必ず意味があるものです。
この世にその性格や気性を持って生まれた意味があるのです。
そして目の前の問題は、私たちが成長するチャンスを与えてくれます。
そのチャンスをどう生かすのかを神様から試されているのでしょう。
最近、そんなことを考えていました😎