高山英明ブログ183「事業のコンセプトを考える」
事業のコンセプトを考える。
自分がやっている仕事を15秒で説明できるだろうか?
これが明確にできると、事業は伸びます。
事業のコンセプトと言います。
例として・・・
世界で何千というヘッジ・ファンドがあります。その中の一社が次のように発表しました。
「我々は世界で唯一、お客様のために利益を出したときにのみ、マネジメント手数料を取るファンドである。」
あるコンサルタントが言いました。
「私はトラック会社と交渉し、運賃を引き下げる専門家です。それ以外には何もしていない。御社の貨物運賃を確実に引き下げる。それが私の仕事だ。」
いかがでしょうか?
15秒で心をつかむようなコンセプトを作りたいですね。
私は、今自分の事業のコンセプトを考えています。
来年から本格的に始める事業があります
2つあって、そのうちの1つは、中小企業の経営者をコーチしていきます。
現在、もうすでに試運転は始めています。
7名のクライアントにコーチをしています。
実際のクライアントさんからの意見として・・・
「今までお金を残せなかったのに、お金が貯まるようになった。」
「大きな夢が実現に向かっている。」
「決算書の見方がわかり、現状では借入の返済を借り入れで補っていることがよくわかった」
「自分のやりたいこと、方向性が明確になった」
「MDRTに向かってお客様への関わり方が変わった」
まだ初めて2ヶ月くらいなのでこれからですが、確実に成果は出ています。
コンセプトを明確にすることで、自分の強み、やるべきこと、やらないことが明確になり、クライアントが期待することもはっきりしますよね。
自分の18年間の経営での経験が生きています。
たくさん経営の勉強をしてきたこと。
実際に150人の社員さんと事業をしてきたこと。
たくさんの人と会って、たくさんの話を聞き、関わってきたこと。
成功と失敗の体験があること。
今、自分自身がどうやって復活して、今の結果を導き出したかを検証できること。
クライアントの結果、意見。
これらをじっくり考えて、明確なコンセプトを考えようと思っています。
皆さんの事業、商品、サービスはどんなコンセプトですか?