高山英明ブログ189「社長かやるべきこと!」
毎日、経営について考えます。
現在、経営者のコーチをしているので、様々な経営者の考えに触れる機会があります。
そんな経営者の会社の業績を上げるのが私の使命です。
私は飲食事業を18年間経営してきました。
そして昨年、手放しました。
その中で成功と失敗の両方を体験しました。
だからこそわかることがたくさんあります。
その中で「会社の都合」と「お客様の要求」があります。
社長は、この間に葛藤を持っています。
私もこの葛藤の中にいました。
社員さんの幸せを願うのが社長だと思っていました。
今でも考えは変わりません。
しかしながら、社員さんの幸せを考えるのと、甘やかすのは違います。
社長は自分の方針を明確にしなくてはいけないのです。
会社の業績を上げるためには、お客様の要求を満たし続けることです。
しかしながら、お客様の要求というものは、相手の都合に合わせるのではなく、お客様自身の都合に合わせてなされるものです。
たくさんのお客様の、それぞれ勝手な要求が会社に殺到するわけです。
「会社の都合」と「お客様の要求」この2つが合わさることなんかあるはずないのです。
当然そこに会社の混乱が起きます。
会社の都合を第一に考えてお客様に不便をおかけして業績を下げるのか、お客様の要求を第一に考えて内部は混乱しても優れた業績を上げるのか。
これを決めるのは社長です。
社長の決定によって繁盛する会社とボロ会社に分かれるのです。
好業績を実現する根本原理はただ一つしかありません。
それは、会社の都合は一切考えずに、お客様の要求を満たすことだけです。
社長がお客様の要求を満たすために、自ら先頭に立って、車内に混乱を巻き起こすしかないのです。
会社の都合を優先して、会社がなくなってしまったら、本末転倒です。
社員さんの幸せもありません。
社員さんを幸せにするためにも、会社は圧倒的利益を上げることが大切です。
そのためにも、「お客様の要求」を最優先することだけが、会社を存続し、そして社員さんお幸せを実現するのだと確信しています。
いかがでしょうか。
経営者は孤独です。
誰もわかってくれません。
しかし、会社が良くなればたくさんの人が集まってきまよね😎