高山英明ブログ190「経営戦略とは?」
今日も経営について書きます。
今、コロナウイルスの影響で大変な会社が多いですよね。
私も飲食店をやっているのでよくわかります。
大変な時代に突入したのだと思っています。
今、客観的に見れるのでよくわかるのですが、すごい頑張ってやっと黒字になる会社もあれば、あんまりガツガツやらなくてもものすごい儲かっている会社もあります。
これは、働いている社員さんの差ではなく、経営者のビジネスモデルの選択の差だと思います。
事業は、永久に存続しなければならないという至上命題を背負っています。
私は昨年事業を手放したのでよくわかりますが、企業を存続するためには、必要な利益を確保する必要があります。
利益がなければ会社は存続しません。
だから経営者は、儲かるビジネスモデルを考えなければならないのです。
経営戦略とは、「戦わずして勝つ」あるいは「戦わずして優位に立つ」ための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体制を実現することです。
私が18年間やってきた飲食事業は、損益分岐点を超えると本当に儲かります。
お客様が並んでくるような時は、笑いが止まらないくらい儲かりました。
多店舗展開は、損益分岐点を超えると利益は倍増します。
しかし、業界自体が下がってくると、高い固定費を賄えなくなります。
今はまさしくそんな時だと思います。
そして、世の中にはたくさんの飲食店がしのぎを削って頑張っています。
つまりライバルが多いのです。
飲食店以外でも美味しいものが溢れています。
今はコンビニエンスストアでも本当に美味しいものいばかりです。
みんなが歯を食いしばって頑張っています。
しかし、それと利益を作るのは、別問題といってもいいでしょう。
そしてコロナウイルスです、
これは新しいビジネスモデルを考えるいい機会です。
本業に徹することも大切ですが、時代は変化しています。
その変化に対して私たちも変化をする機会なのです。
機会はチャンスです。
固定費が少なくて、原価が安く済み、人件費があまりかからないようなビジネスモデルを考えてみてもいいのではないでしょうか。
自分の強みや経験が商品になる時代です。
流通もインターネットやSNSのおかげで世界と繋がっています。
チャンスは目の前にあります。
今の本業とは別に小さなテストを繰り返しながら、新しいビジネスモデルを検証していくのです。
今、私は経営者のコーチをしています。
7名のクライアントがいますが、一緒に経営戦略を考えます。
今までのビジネスの固定観念があるので一人ではなかなか変化を起こすことが難しいのです。
そういう私自身も一緒です。
私も月に一度、コーチにお願いしています。
毎月、コーチに自分の考えを話すことで頭を明確にしています。
経営戦略は常に先手を取ることによって大きな効果を発揮します。
しかもその戦略は、なかなかライバルには気づかれません。
気づかれても新しいことなので、反撃されづらいです。
小さなテストの積み重ねなので、状況の変化に対応することもできます。
長期的に見ると、戦略のあるなしでは、事業に大きな差ができるのです。
私たちは、常に将来の経営戦略を考え、それをテストしていく必要がありますよね😎