高山英明ブログ191「社長の仕事は?」

社長の仕事とは?

たくさんあると思います。

私は、大切な2つをあげます。

①経営計画書を作ること。

②お客様のところに行き、お客様の要望に答えること。

この2つは特に大切じゃないかと思います。

今日は、②お客様のところに行き、お客様の要望に応えること。について書きます。

社長が、定期的にお客様を訪問している人は、極めて少ないです。

びっくりするほど少ないです。

私がそうでした。

社長は、お客様よりも社員の方が気になります。

実際にお客様を現場で相手するのは、社員ですから。

社長は、自分の考えを元に、社員の行動をチェックします。

それはそれで大切ですが、もっと大切なのは、お客様の意見であり、要望です。

ほとんどの社長は、自らの定位置を社長室だと思んでいます。

そして、時々社内を見回っては、社員の仕事ぶりを見ています。

一生懸命働いている社長の目から見ると、欠点ばかり目に入ります。

これを社長は我慢できません。

そして小言を言います。

この繰り返しで社内は良くなるわけありません。

私もそうでした。

私は、以前150人くらいの社員さんがいましたが、どうしたら組織が作れるか、どうしたらいいサービスができるかと、内部よりに考えてしまっていました。

そのために研修会社に勉強に行き、経営の勉強ばかりしていました。

これは、もちろん大切でしたが、今考えるとよくわかります。

社長の仕事は、お客様を見ることです。

実際にお客様のところに行き、お客様の要望や事情の変化を肌で感じて、経営計画書を変化させていくことが大切です。

今は、明確です。

私のメインのビジネスは経営者のチームを作ること、経営者のコーチをして業績を上げることです。

だから一番時間を使っているのは、経営者との1to1の時間です。

経営者の会社のことをヒアリングして、相手のためになるような紹介やビジネスヒントを与えられるようにしています。

時間は24時間と決まっているので、その時間をお客様やお客様を紹介してくれるビジネスチームのために使います。

そこに気づきました。

これは私が体験で気づいたことなので、ピンと来ないかもしれません。

しかし、これだけは言えます。

社長は社長室にいるのではなく、お客様のところに回るべきである😎