高山英明ブログ195「ワンマン経営」

今、世の中の社長は、コロナウイルスの中、今後の会社の方針を決めるのに悩んでいるのではないでしょうか。

社内会議や幹部の人たちと相談しながら決めているのかもしれません。

しかし、私は幹部や社員さんに相談してはダメだと思います。

これは私の今の結論なので、もちろん違う考え方の人もいると思います。

でもあえて言います。

会社はワンマン経営でやるべきです。

ワンマン経営とは、社長がすべてのことに権力を振るって勝手なことすることではなくて、社長ただ一人が事業経営のすべての責任を負うことです。

ワンマン経営のないところ、真の経営などあり得ません。

会社が潰れた時の責任は、明らかに「社長ただ一人」にあります。

だから社長はたくさん報酬を取るべきだし、その代わり責任も一人ですべて取るのです。

私は、18年間飲食事業をやりました。

経営については150人の社員さんと一緒に現場でいろいろなことをやりましたが、今の結論はこれです。

経営はワンマン経営でやるべきです。

社長と社員は違います。

社長は、会社の業績を上げるために、経費はかけたくありません。

社員は、自分の給料を上げるためにどうすればいいかを考えます。

そもそも目的が違うのです。

これを会議制、民主経営などということは全くの誤りで、「ワンマン経営」以外はあり得ません。

何事も部下に相談して、会議で決めるというようなことは、厳しい現実に対しては、決して正しいことではありません。

私は、18年間の飲食経営の中ですごく社員さんを考えてきました。

社員さんはどう受け止めていたかはわかりませんが、自分の気持ちは確かです。

しかし、社員さんとは友達になれません。

当たり前ですが、社長に対して本音は話せないでしょうし、お金をもらっている以上、気も使います。

会社を革新すれば、現場の社員さんたちは反対します。

社長は、全体を見て意思決定をします。

社員さんは現場が変わるのを嫌います。

社員さんのことに気を使っていれば、会社の革新なんてできません。

だから、社長はもっと大きなことを考えなければいけません。

大きな視点で世の中のため、その結果働く人に幸せに繋がるようにすればいいのです。

私は自分の失敗からこの考えを得ました。

今は、社員さんよりもビジネスパートナーと一緒に働くようにしています。

今、コロナウイルスの中、早急に会社の方針を決めていきます。

ワンマン経営であれ!です😎