高山英明ブログ204「一人と向き合う」

一人と向き合う。

私は人を集めたり、人と人を繋いだりするのが得意です。

これは29歳の時に創業したバーの影響があります。

カウンター20席のバーです。

そのカウンターを毎日埋めるためにあらゆることを考えました。

だから集客は得意です。

というか、自然とたくさん集めてしまうのです。

職業病です。

例えば、

私が誰かと1週間後に会う約束をします。

仮にAさんとします。

私は、自然にAさんとつなげたい人が浮かぶのです。

仮にBさんです。

Bさんを誘います。

そうしたらBさんとAさんに共通に役に立つ人Cさんが浮かんでくるのです。

その結果、Aさんとの約束の日には10名くらいが集まってしまいます。

私は、これを自然にやっていたのですが、最近、この行動を考えさせられます。

私には大切な友人が何人かいますが、そのうちの一人がアドバイスをくれました。

そのアドバイスは、私に大事な気づきをもたらしてくれました。

Aさんは私との約束なので、私とサシで飲みたかったのかもしれません。

しかし、蓋を開けると10名の人が来ているので、ゆっくり私と話すことができません。

なんか大切にされていないと考えるかもしれません。

その友人曰く、「高山さんと2人で飲みたい。いつも他にたくさんいるじゃないですか。」

「きっと高山さんと飲みたい人はたくさんいると思いますよ。」

「たくさんいると、あんまり話せない。」

「だから周りの人と1対1で飲みに行ったら喜ぶと思います。」

なるほどと思いました。

自分では無意識に人の心を傷つけていたのかもしれません。

そう思うと思い当たる節があります。

目の前の人を大事にするという基本が知らないうちにかけていたのかもしれません。

本当に友達はありがたいです。

なかなか大人になるとはっきり物事を言わなくなります。

でも本当の友人は、こうやって意見してくれるので、その気づきが宝になります。

これからは、もっともっと一人の人間と向き合って生きていきたい!

素直にそう思いました。

早速、そのアドバイスをくれた友人とサシで飲みたいですね。

私も元々はそうだったのです。

相手とガチンコで話し合い、語り合い、飲むのが好きです。

大勢だと心の中まで見えないですね。

51歳、まだまだ気づきます。

ありがたや😎