高山英明ブログ229「守破離」

先週、一週間アクションコーチの研修を受けて、無事に終了しました。

終了証書もいただきました。

私が感じたのは、「守破離」だなぁということです。

「守破離」は剣道など武道の言葉です。

私にとって、剣道は人生の教えであり、これからも稽古を通じて学んでいくものです。

剣道を通じて人間形成の追求をしていきたいと思っています。

その剣道にアクションコーチは、通ずるものがあると思いました。

それは「守破離」です。

「守」は守る。

師匠の教えをそのままやる。

これがすごく大事です。

基本をひたすらやる。

「破」は破ること。

師匠の教えから少し自分流を加えること。

「離」は離れること。

師匠の教えから、自分独自の考えややり方を編み出すこと。

「守破離」は一般的にはこう言われているが、私の解釈はちょっと違います。

やはり「守」が大事です。

一生「守」をやり続けるのです。

「破」は、破るのではなく、「守」をひたすらやる中で、その人の特性というか、個性があり、同じように師匠の教えを守っていても、人によって違いが出るものです。

その違いを「破」というのではないだろうか。

私はそう思います。

一生「守」なのです。

一生「守」でも師匠と同じようにはなりません。

そもそも違う人間なので。

師匠の教えを守るのだけど、自分の特性や個性があるので、師匠とは違っていいのです。

同じ教えを学んでも100人いたら100人が違うのです。

そして「離」は、師匠から離れるのではなく、師匠が引退したり、亡くなった時に初めて「離」になるのだと思います。

つまり「守」をやり続けることがその人の特性や個性により「破」になり、師匠が亡くなった時に、「離」になるのではないでしょうか。

私独自の考えですが、それだけ基本が大事だということです。

今回、アクションコーチの研修を受けて、剣道と同じ「守破離」が大事だと思いました。

常にアクションコーチの基本に忠実にやるということ。

アクションコーチが体系化されていることの順番を守ること。

経営には、基本があり、順番があり、それを守ること。

最終目標である経営の自走化へのお手伝いをするために、自らが「守」を大事にすることなんだと。

そう思いました。

いいもんと出会いました。

一生勉強ですな😎