高山英明ブログ231「応援します!」

最近、経営者からの相談を受けます。

やはりコロナウイルスの影響で、将来の不安があるのでしょう。

みなさん、国の制度で、借入をしてお金は手元にあるので直近の資金繰りは大丈夫ですが、将来の自社のあり方に対して不安があるようです。

私は、コロナウイルスとは関係なく、昨年、会社を手放しました。

その後、1年間自分の今後を考えて考えて、決断した経験があり、あることを徹底して復活したので、確信もあります。

その確信を相談に来た人に惜しみなく伝えるようにしています。

なぜなら、その人の気持ちが痛いくらいわかるからです。

経営は、自分一人でやっているうちはいいのですが、組織になってくるとやはりいろんなことがあります。

そんな時に何から手をつけていいかわからなくなります。

私は、たくさんのメンターがいて、どん底の時にいろんなことを教わり、それを素直に実践してきました。

やはり、メンターは大事です。

うまくいっている人に教えを聴き、それをそのまま実行するのが成功の秘訣ですね。

うまくいっている人の教えは、凡人には理解できません。

うまくいっていないから凡人なのです。

うまくいっている人の教えはうまくいく教えです。

だから凡人は、それを「なんで?」と思わずに素直にやればいいのです。

自分で理解できないことを、「えいや!」と飛び込んでやりきることに意味があります。

全てを理解してから行動しようとするから結果、動けなく何も変わらないまま時間だけが過ぎ去るのです。

構える、狙う、撃つではなく、構える、撃つ、狙うです。

最初はわからないままやるからなかなか結果は出ません。

しかし、うまくいっている人の教えには意味があるのです。

なんどもなんどもやり続けていくと、そのうち何か兆候が出ます。

そこでの気づきがコツなのでしょうね。

そして、世の中の大半の人が犯している間違いは、うまくいってない人に相談することです。

例えば、新しいことにチャレンジしようとした時に、同僚とかに聞くから「やめとけ」となるのです。

その同僚は、本気であなたのことを思ってアドバイスします。

自分の経験や体験の知識を総動員してあなたのアドバイスをします。

だから、自分の考えもつかないことには、「やめとけ」となるのです。

もっと悪いのは、なぜダメになるかを永遠に解説する人です。

そんな人に相談したら、やる気に満ちた気持ちもどこかに飛んで行ってしまいます。

うまくいっている人は、「頑張れ、応援するよ」と言ってくれます。

だから、メンターやコーチが必要なのです!

私自身、相談する人は慎重に選びます。

そして、決断は必ず自分でやります。

周りの人が全員反対しても、やると決めたら絶対やります。

自分の心の中の「いける」というのを大切にしています。

つまり、いま世の中でコロナウイルスなどで不安に思っている人はたくさんいますが、必ずうまくいく方法はあるし、それを教えてくれる人はいるということです。

大きな視点で周りを見回せば必ず答えは有ります。

人生の原理原則ですな。