高山英明ブログ56「へそ大将、手足は兵隊」
土曜日、日曜日の朝は、剣道をします。
私は、修道会という大人の剣道の会に参加させていただいてます。
師匠は重松先生です。年は59歳。
千葉県警の特練から今は警察の剣道を指導しています。
重松先生は、指導も凄いですが、自らが求道者として剣道と向き合っています。
その姿を見て、我々も学ばせていただいています。
私が2015年の国体に副将で出場した時、大将は重松先生でした。
本当に強く、いつもたくさん打たれます。
剣道からの学びは多いです。
今日、教わったのは、
「へそ大将、手足は兵隊」です。
なんのこっちゃと思うでしょうが、理にかなっています。
昔の教えらしく、剣道はどうしても打ちたいという意識が先に出ます。
その結果、手打ちになり、腰が入っていない剣道になります。
へそが先、つまり腹で打つというか、腰を入れて思いっきり飛び込んでいくことで、後から手や足がついていくということでしょうか。
確かに意識して稽古をすると、普段よりいい打ちができたような気がします。
まだまだ自分のものになっていませんが、意識して稽古を続けることで自分のものにしていきます。
稽古では、打たれてもいいのです。
打たれることを嫌がると基本が崩れます。
打つことより、正しい剣道を意識します。
捨て身で打てるように日頃から練習します。
これがなかなかできません。
今日も師匠の重松先生にかかって行きましたが、全然通じません。
「お前は、左手が先に動くからそこから打ってくるのがわかる」と指導されました。
つまり、へそ大将じゃないのです。
剣道の教えは、日常生活においても経営においても本当に勉強になります。
私は、日頃たくさんお経営者と会う機会があります。
人と人をつなげたり、ビジネスパートナーとして組むこともあります。
人を見る目が養われます。
人と対峙する時、やはりへそ大将でいきたいものです。
うわべを飾るより、人として堂々とおつきあいしたいと思っています。
それには、剣道で教わったことが本当に役に立ちます。
私の目標の一つに剣道があります。
近くでは、5月に七段審査があります。
そして、また試合にも挑戦して行きます。
一番の目標は、60歳までに事業の仕組みを作り、毎日剣道できるようにしたいです。
毎日、剣道をすることで自分と向き合う時間を作ること。
これが、私の人生の大目標です😁