高山英明ブログ145「母親」

【母親】

昨日、亀田病院から、電話がありました。

びっくりしました!

急いで病院に向かいました!

母親が、吐き気がして病院に行ったところ、即入院だということでした。

心拍数が30くらいしかなく、すぐに首からぶら下げる簡易的なペースメーカーを取り付ける事になりました。

私の母親は、もともと心臓が不整脈であったりと亀田病院に通っていました。

ペースメーカーを勧められていたのですが、ずっと断っていました。

そしてそのまま入院で一週間くらい様子を見てペースメーカーを取り付けるかどうかを決めると言っていました。

今はもう元気です。

本当に良かったです。

私の母は、真面目で働き者です。

ずっと人のために生きてきた人です。

私の父親が私が高校生の時に心筋梗塞でなくなり、そこから一人で酒屋を切り盛りして私の大学の学費を出してくれました。

私が大学4年生の時に将来は実業団で剣道をやろうと思い、たくさんの就職先からどの企業にしようと選んでいる時でした。

母から一本の電話がありました。

「英明、もう疲れちゃったから、お店閉めてもいい?」

私はその電話をもらった時に気づきました。

私は自分のことしか考えてなかった・・・・

瞬間、「俺が店を継ぐよ」と言っていました。

当時、バブルの終わりの時期だったので、大学を卒業して田舎の酒屋を継ぐと言ったら、みんなが反対しました。

「勿体無い」

「酒屋は衰退していくよ」

「剣道できないよ」

しかし不思議とぶれませんでした。

私はなんか訳のわからない力に引っ張られるようにして商売の道の扉を叩いたのです。

私は、会社に勤めたことがありません。

しかし、酒屋で母にたくさんのことを教わりました。

「贅沢をしてはいけない。」

「お金を大切にする」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「真面目にやっていれば必ずいいことある」

今があるのは母親のおかげです。

私には7歳上の兄もいます。

兄も母親のことを尊敬していて、昨日はすぐに電話がきました。

兄も私と同じ気持ちだと思います。

親孝行しなくっちゃと思います。

長生きして欲しいですね😎